Monthly Archives: 3月 2010

ショップカード

ショップカード

早い夕食の後、目黒川をそぞろ歩いた 橋のたもとに出ていたお寿司屋さんの屋台で半額に釣られて玉とちらしを買う もてなし上手なケンコは玉のパックを受け取るやその場で開いて勧めてくれたのだが、まずは噛んでいるガムを始末しなければいけない 紙を求めてポケットをまさぐっている私にるみちゃんがそっと差し出したのは、先程堪能したばかりのピザ屋のショップカードだった

 

おひねり

おひねり

代々木公園のパントマイムおじさん もし見かけたら足を止めて観て下さい 面白いです 観終わったらおひねりを帽子に入れましょう パントマイムで生計を立てていらっしゃるそうです ところでおひねりっていわゆる投げ銭のことですが、紙にお金を包んでひとひねりしたことからこう呼ばれるようになったとか お金を直に渡すことを嫌う非常に日本人らしい文化だと思いませんか? 昔ロンドンのゲストハウスで掃除婦のバイトをしていた時、たまたまオージーのマネージャーが不在で、代役のアラブ系フレンチから受け取ったお給料には丁寧にラッピングが施され、Thank you!と書かれていました 額面は少なくともあれは心に沁みましたねー 海外で仕事をして包まれたお金を頂いたのはその時だけだったので 写真は世界の人々の笑い方、ドイツ編

 

舌打ち

舌打ち

猫や鳥を見かけると必ずちっちっちっと呼びかける習性がある ついこないだもご機嫌で自転車に乗っている時、無意識にこの三連続舌打ちをしていた 通り過ぎざま目が合うと、その瞳はえ?なに?と不信感をあらわにしている そこでようやく舌打ち対象がランドセルを背負った小学生だったことに気付いた すごく天気のいい昼下がりだった

 

いちにちバイトちゃん

いちにちバイトちゃん

昨日は朝から代々木公園で開催された物産展?で京野菜を販売した ワインと緊張感から寝付きが悪く、明け方ペパリーゼを服用しての九時半現地集合 こんな時間からお天道様の下で仕事するのはいったい何年ぶりだろう すこぶる健康的で気持ち良い 場所が悪かったので飛ぶようにとはいかなかったものの野菜は売れた わたしは物を売るのが性に合っているようだ、特に叩き売り 野菜も有精卵も無くなって最後は塩まで売り付けるこの関西人魂 京都の生産者団体のおじさん達が話すはんなりかつねっとりとした京都弁を聞いていたら、フリーズドライされた自分の言葉はもはや京都弁ではないなと思う かといって東京の人間でもなし 海のモノとも山のモノともつかない半端な立ち位置がイソップ寓話に出て くるコウモリのよう もっとも、親しい同業者さんからはキリギリス呼ばわりされているけれど どちらにせよ末路は暗い えりちゃんとケンコは宴の後に到着した 陶芸帰りにわざわざ下北から来てくれたので、早速頂いたお給金(なんと一万円、京都人太っ腹)でもってお茶をする 途中桜並木を横切ったがまだまだ開花の気配はない そういやケイゾウから花見のお知らせが届いていたけれど三月二十七日って時期尚早ではないか ゲイオンリーの花見祭典も確かその辺りだったような お目当てはお花なのかオカマなのか 悩ましい

 

メロン・ベンヴェニスティ氏、来日講演

メロン・ベンヴェニスティ氏、来日講演

エルサレムで出逢った早尾貴則さんから届いた情報に拠れば、メロン・ベンヴェニスティさんの来日講演が迫っている 父親が高名な地理学者でゴリゴリのシオニストだったにも関わらず、父親世代の地理学者らの功罪を検証し続けてきた反シオニズムの立場を取るユダヤ人、ざっくり聞いただけでも面白そうでしょ? メロン・ベンヴェニスティ 1934年エルサレム生まれ。政治学者。ヘブライ大学を卒業し、ハーヴァード大学で博士号取得。1971年から78年までエルサレム副市長を務め、東エルサレムを管轄した。父ダヴィド・ベンヴェニスティはイスラエル建国当時の高名な地理学者であり、シオニズムの立場からの「愛郷教育」の基盤を作り上げた一人。1982年に「西岸地区データベースプロジェクト」を立ち上げ、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ社会におけるイスラエルの入植のインパクトを、人口・経済状況・土地 所有などの観点から大規模に調査。また2000年に刊行された主著Sacred Landscapeにおいて、父親世代の地理学者らの功罪を批判的に検証する作業を行な う。現在は明確に反シオニズムの立場に立ち、二民族一国家を支持する立場か ら、ハアレツ紙上で論陣を張る。 メロン・ベンヴェニスティ氏、来日講演企画(UTCP) 3月12日(金)15時〜20時 比較都市学国際シンポジウム「都市とユダヤ性」 第一部15時〜17時30分 佐藤貴史「ベルリンの中のユダヤ人、ユダヤ人の中のベルリン」 菅野賢治「バグダード、パリ、モンレアルーナイーム・カタンの場合」 赤尾光春「東欧ユダヤ人街(シュテットル)の空間認識論について」 司会 合田正人(明治大学) 第二部18時30分〜20時 メロン・ベンヴェニスティ「エルサレムー聖火の都市」(英語/通訳あり) 司会 早尾貴則(東京大学UTUP) 会場:明治大学駿河台キャンパス大学会館八階会議室 主催:明治大学大学院文学研究科/共催:UTCP 3月13日(土)14時〜17時、ミーダーン市民講演(入場料1000円) 「パレスチナの〈ユダヤ化〉ー破壊と収奪の歴史を透視する」 会場:東京麻布台セミナーハウス大会議室 主催:ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉/共催:UTCP 3月15日(月)16時〜18時、UTCP講演 “Jews and Arabs:Intimate Enemies” (英語/通訳なし) 会場:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム(予定) 3月16日(火)14時〜17時、UTCP対談 「パレスチナとアイヌ、入植と征服の歴史比較」 メロン・ベンヴェニスティ×上村英明(通訳:岡田泰平) 会場:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム(予定)

 

京都慕情

京都慕情

週末とことん寝溜めするせいか月曜の夜は眠りが浅く早朝目が覚めた 何度も寝返りを打ってようやく寝直すと久し振りに父の夢を見た 夢の中の父はたいてい元気だ 死んだ人が元気というのもおかしな話だが何事もなかったようにしれっと再会する 前に一度だけ「お父さん死んだんちゃうん?」と突っ込むと「実は生きてたんや」となぜか松葉杖を手にした父が答えた いつか夢の中の父より自分の方が年嵩になってしまうのかな、などと湿っぽいことを考えてしまうのは三月らしからぬ長雨のせいだろう こんな寒い昼下がりには地下鉄構内の移動販売で大人買いした京都大原宝寿庵の塩大福豆大福こし餡を一保堂の煎茶で、二番煎じもイケる 外出しなくて良いのなら雨降りも悪くない 十年間会っていない知人から撮影で京都に滞在しているというメールが届いた 十年間会わなかった人とは一生会わない方がお互いの為ではないかと思う こんな風にバーチャルな知人の数は増えていく

 

フォント

フォント

アスパラガスに乗ったポーチドエッグから溢れ出る黄身を拭うパンを注文したのと、水墨画家のSさんがお友達を連れてザンジバルにいらして下さったのは多分同じくらいだった 看板は点いているのに鍵がかかったドアの前から戸惑いのメールが届く しかしながら四種のチーズペンネが胃袋に収まる前だったのでザンジバルから徒歩五分のお店までいらして頂く 初めてお会いした業界の香りのするお友達はカメラマンで、カウンターに腰掛けるなり「ZANZIBARのフォントって誰が作ったの?AVATARとそっくりだけど、ある意味ZANZIBARの方が先なんだよね?しかも看板点いてるのに誰もいないってところがまさに3D!」と笑われる 居ないくせに居るフリをする逆居留守 フォントってなんぞや?と思ったが、察するにどうも書体のことらしい アバターにあまり興味が無かった上、なぜか宣伝もポスターも目にしたことがな いので似ているのかどうか皆目見当が付かない さっきGoogle先生に聞いてみてなるほどと思う 確かに似てる まきっぺやるなあ、世界のアバターを三年前から先取りとは 彼女がデザインしてくれたショップカードも名刺もすこぶる評判がいい なにかありましたら彼女にご用命を いい仕事しはりまっせ〜 ジェームスキャメロンがタイタニックの監督ってこともつい今さっき知った 実はタイタニックすら観たことが無いのだけれど、ここまできたら一生観ないつもり ケイトウィンスレット好きなのだが我慢する あまりにも流行り過ぎると反発したくなるのだ ところでアバターって青い生き物の話なのですね 寒色って食欲失せるのに

 

Bicycle

Bicycle

失って初めてわかる愚かさ ダサいダサいとディスられ続けて二年半、そろそろ見栄えのいいのに買い替えようかななんて思ったわたしがバカだった Sueちゃん帰ってきて〜錆落としてチリンチリンも直すから (※Sueちゃん=ニュージーランド人が命名) そんなわたしが口ずさみたくなるのがこの曲 QueenのBicycle Race ♪I want to ride my bicycle♪ うちの自転車に乗りたいねんうちの自転車に乗りたいねんうちの自転車に乗りたいねん自転車? ところでイギリスではbicycleの隠語が何たるかご存知だろうか? 日本で言うところのヤリ○ン(ちんでない方)が英国ではbitchだとばかり思ってい るYou、それ間違ってるっぽい queen’s Englishではbitchは単に女性を例える表現として使うようで(仏語のnana的な?)、誰でも乗せちゃうメスはbicycleと呼ぶと知った時、初めてあの歌詞の意味を正しく理解出来た気がした 一ヶ月半のロンドン滞在で学んだことがこんなもんってのはどうかと思うが そうなると忌野清志郎の“雨上がりの夜空に”も今のわたしにはぐっとくる ♪こんな夜にお前に乗れないなんて♪ ああ本当にSueちゃんに乗りたいなあ 雨降ってるけどSueちゃんとなら大丈夫な気がする どうか酷い扱いを受けていませんよう このビデオをYouTubeでチェック:

 

歩く

歩く

足を無くしたので歩いて店に行く 参宮橋のスーパーで買い物を済ませると足取りは更に重くなる いつものように線路沿いの小道を歩いていたら(わたしはこの小道を森の小径と呼んでいる、この先にはお香の館もある、いつも真夜中にお香を焚いているのだ)対岸から白い猫がちょろちょろ線路を渡ってくるではないか 心臓が止まりそうになり「はよ渡って〜な、はよ」と慌てふためく 猫の方は余裕しゃくしゃくで、こともあろうに線路のど真ん中に収まってじっとこちらを窺っている わたしに警戒して近付かないことに気付き少しばかり通り過ぎて見守ると、ようやく線路から小道に出て民家の隙間に逃げていった もしもあのまま線路に居たら、身を挺してでも猫を救出しただろうかと考える 結果として猫は助かりわたしだけ轢死したら、単なる自死と思われるんじゃない か 前のブログが最期の日記となり、自転車を盗まれたくらいで電車に身を投げたと勝手な憶測が飛び交うのではないか 買ったばかりの鶏モモ肉とサーモンは誰か使ってくれるだろうか そんなどうでもいい妄想を膨らませていたら、そこはもう店だった

 

自転車

自転車

自転車盗られました 昨日千代田線代々木公園2番出口に置いてたダサくてボロい青い自転車を見掛けた方はご一報下さい 蓋が取れて鳴らないベルが残った、サドル茶色で全体的に錆びた自転車です 小島よしおと色違いです 鍵かけてへんかったとはいえ、よりによってなんであんなん盗むかなあ 今日からとほほで通わなければ、、、