Monthly Archives: 2月 2011

セルリアンタワー

セルリアンタワー

個展会場はセルリアンタワーの近くだった 自転車で246まで出たはいいがセルリアンタワーが現在地より渋谷寄りかどうか自信がない すぐそばで信号待ちしていた紳士が上下真っ白なスウェットでいかにもジモティーだったので道を尋ねる「セルリアンタワーはどこですか?」 「え?」わたしの声が小さかったのか聞き直される 「セルリアンタワーは」ともう一度言うがやっぱり聞き直されたので、訛ってるしやろかと今度ははっきり「せ る り あ ん た わー」と発音する すると驚きの答えが返ってきた 「それどこにあるの?」 えっとーまさにそれをお聞きしてるんですけども プライドを傷付けても失礼だと思い「渋谷みたいです」と答えたら 「あんまり行かないな〜」 ですよね〜あんまり行かないですよね〜 「すいません、すいません」謝りながらフェイドアウトした そして自分の信じる道を進んだ

 

ヒッキー週間

ヒッキー週間

具合が悪くて一週間くらい休んでいたら、実はこっそりタイに行っているという黒い噂を流されていた 行くなら行くってお知らせするっつーに しかもなんで限定タイ? アジア行くならインドにカレー食べに行くっつーに(実際すごく行きたかった) 本当に具合が悪いのに信じてもらえないなんて狼少年になった気分だ、ばかやろう っつーかうちなんかの噂してどんだけあの人達ヒマやねんろ 昨日は一週間ぶりに娑婆の空気を吸いに出た 連日いい天気が続いていたのにわたしが表に出た途端ポツポツき始めた 負けじと傘挿しながら一時間以上散歩して帰宅 そしたら俄然太陽が顔を出し始めた 雨女だったのか! ちなみに夜はちゃんと国民の義務を果たした そしたらまた熱出たさ でもカメラマンKさんの個展が今日までやしたとえ店は休もうともそれだけは絶対に行かな… 変なとこだけまぁまぁ律儀だからめんどい とりあえずNYする

 

1=2

1=2

ロシアのカラシニコフ通信が伝えたところでは、国立ヨハネスブルク大学教授のイワノフ・ボスコノビッチ博士が夢の中で見た式を枕もとのメモに書き残し、翌朝この式を少し変形させたところ、2=1という結論に結びついたという これは今のところまだ反証されていないそうだ1と2が同じだとしたらこれから先わたしたちはどうやって生きていけばいいのだろうか一人も二人も一緒とか喜んでる場合じゃねーんだよ

 

◯◯◯バエ

◯◯◯バエ

思い立ってヤンイクチュンについて調べてみた うっすら入手した情報によるとわたしの妄想通り彼はお金持ちのぼんぼんなんかではなく、タルトンネ(月の街)と呼ばれるソウルの貧民街出身だった 月の街の由来は屋根が壊れて月が眺められるほどのアバラ屋が建ち並んでいたからだとか 劇中で女子高生ヨニの家族が暮らす家が彼の生家なのだが、この家を売り借金を負って映画の制作費を捻出したらしい こうまでしてなぜこの映画を撮りたかったのかというと、自身のトラウマと決別する為だったよう 「自分はいつも、父と母に対して怒りや恐怖、不安や悩みを持って生きてきた。なんて駄目な父親なんだ、なんて情けない母親なんだ。その両親に影響され続けている自分は一体なんなんだ。自分の中で感じているもどかしさを全て吐き出さなければこの先一歩も進めない。そう思って映画を作ろうと思った。」 やっぱり やたらリアルなDVシーンはおそらく監督自身の経験によるものだろうと踏んでいたので、これを読んでああやはりそうだったのかと だからこんなに痛みが伝わるのかと またもや北野映画との比較になってしまうのだが、同じ暴力シーンでも決定的に違うのは北野映画の暴力には取り立てて理由が見当たらない ただアグレッシヴな男達が自分勝手に殴る蹴る殺すしているだけで感情移入出来ない まあそれがヤクザの実態なんだろうけれど だからヤクザがかっこ良さげに描かれている映画なんかを観るとイラっとする そんなに人殺しがしたけりゃ気の済むまで無人島で殺し合えばいいじゃないのと冷めた目で観るだけ ちなみに“息もできない”の原題は『トンパリ』=糞バエ 邦題だと随分まろやかになったもんだ でもそれにしたって“殴られ過ぎて息も出来ない”ことから付いたらしい とにかく予算が無かったので、無名俳優が集められた現場では打ち合わせやリハは無く、撮影は一発勝負 これであの内容なんだから恐るべしヤンイクチュン でもこの映画が自伝的な要素を含んだ映画だったとなると、やはりこれを上回る作品って難しいんじゃないだろうか それでなくとも一生に一本でも名作を残せる監督ってそういないところを彼は処女作で為し得たのだから 次作はコメディかな だったら充分可能性はあると思う 大衆を泣かせるのは簡単だけど笑わせるのは難しい ヤンイクチュンの思いっきり笑える映画を観てみたい

 

米人質4人殺される=海賊15人を拘束―オマーン沖(時事通信) – Y!ニュース

米人質4人殺される=海賊15人を拘束―オマーン沖(時事通信) – Y!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/smartphone/hl?a=20110223-00000054-jij-int 昨日“オマーン産”について書いたとこなのでオマーン繋がりで ソマリアの海賊ってロケット弾を搭載してたりなんかして意外と近代的 ソマリアといえばフィレンツェを思い出す フィレンツェで宿にあぶれて困っていたら駅の目の前にあったマクドに24hの看板が よっしゃ今夜はここで一夜を明かすかと入店、若かったんである(24歳) 確かまだ宵の口だったのだが、深夜になって人がはけていくと店長?が一人居座るわたしの周りを執拗に掃除し始め、鬱陶しいのでいったん地下のバスルームに逃げる そこで着替えたり歯を磨いたりしていたら、強そうな黒人女性に囲まれた 大丈夫、わたし?!と緊張が走った瞬間、一人が話しかけてきた「ナニジン?」 私「ニホンジン、アナタハ?」 彼女「アタシ ソマリアジン。ニホンジン ハジメテ」 私「アタシモ ソマリアジン ハジメテ」 (何語で話したか覚えていないが多分英語) そうしてお互いひとしきり日本人か〜へぇ〜、ソマリア人か〜ほぉ〜と珍しがると非常に好意的な笑みを残して彼女達は去っていった それでもしばらくトイレにこもっているとまたしてもノックされ、お次は客席を巡回していた警備の男性が現れた わたしがバスルームに消えてからなかなか戻ってこないので心配してくれたらしい、優しいイタリア男もいたもんだ で、客席に戻ったら席をキープするのに置いておいたトレーを片付けられている 店長?の仕業に違いない、意地の悪いイタリア男もいたもんだ 気立ての良いイタリア男も意地の悪いイタリア男も同時に知ったのでわたしのイタリア男に対する印象はプラマイゼロといったところか わたしも大概店長?にはうんざりしていたので、ヨーロッパ旅行者のバイブル“トーマスクック時刻表”を取り出し一番列車を調べたらピサ行きだった そう、誰もが知ってるあのピサの斜塔のピサ 死ぬまでに一度見といてもいいじゃないか 発車時刻は四時十分とかとにかく早朝、なんせ五時前で三月だからまだ真っ暗 そろそろ駅も開く頃だろうと早めに出るとゲートはまだ閉まっていて浮浪者しかいなかった ちょっと怖かったので(若かったんである、24歳)裏側に回ってみたら券売所が開いており、ピサ行きのチケットを買って列車に乗り込む そんな時間だからガラガラなのにわざわざわたしの隣に座るオッサンがいたので、気色悪いからおもむろに立ち上がると人気の多い車両に移動 そしたらもれなくオッサンもついてくる、ひぃ〜 家族連れの真後ろに腰掛けるとオッサンはわたしをガン見していたので『なんかされたら大声出してやる』オーラを出す するとそのまま通り越していった こんな危険を冒してまで見に行った斜塔はどうだったのかというと、斜塔と呼ばれるだけあってしっかり傾いていた でも傾き過ぎてこのままでは倒壊の恐れがあるとかで修復中だったんである つまりピサまで行ったのに斜塔を上れなかったんである わたしの斜塔は未踏で終わった、そして今なお未婚 真っ直ぐな塔より傾いている塔の方が自分にはしっくりくるように思うのだが、ご縁がなかったということだろう 以来ソマリア人とは話したことがない

 

ばんごはんはごんば

ばんごはんはごんば

困った ここ一週間ヒッキーしてるから晩ご飯ネタしかない ボッタルガ(からすみパスタ)のルッコラ添え、アスパラのオーブン焼き、ほうれん草とじゃがいもとしらすのソテー、アボカド、ブリー 野良猫の睨みでテーブルを巡回するエルザさんと もちろん今夜も美味しかったさ 自分一人で食べるのがもったいないような 夜食には昨夜仕込んだ鳥手羽と煮抜きの黒酢煮込みにナムルを作って食べよう もはや食べることと寝ることにしか喜びを見出せない不憫なわたし、笑

 

いんげんその後

いんげんその後

胡麻和えにした まさかオマーン生まれのいんげんが日本くんだりまで運ばれて胡麻で和えられようとは思いもしなかっただろう 美味しく頂いた 全部美味しかった 自分で言うしかない

 

たかがいんげん、されど

たかがいんげん、されど

“オマーン産”に惹かれて購入 見た目ごく普通のいんげんだがこれは“オマーン産” 長い旅路を想う

 

すっぽんかます

すっぽんかます

先日人生二度目のすっぽんを頂いた この日はすっぽんの効能あってか朝まで徘徊しても疲れ知らず、全然眠くならなかった 週に一回食べ続けたら健康になりそう 食べるサプリすっぽん、身体にいいだけでなくとっても美味しーの? 写真のすっぽんはなんと二人前!! 通常の四人前はゆうにあるかと きくらげ、九条葱、三つ葉、式部草、しいたけ、にんにくもたっぷり入って栄養バランスも極上 すっぽん鍋+、なまこ酢、天ぷら、菜の花の辛子和え、鰆の桜葉包み焼き、お刺身どどーんと盛り合わせ、フルーツトマト、お漬物…他にもまだあったような…〆に雑炊が付く どう考えても普通の人は食べ切れないのでは?と思ったら、わたしが大食いだと人づてに聞いておられた板さんの配慮で特盛にして下さったそう、かたじけない 同行したKがさすがにお腹いっぱいになり雑炊をごめんなさいすると言うのでKの残した雑炊もさらうと「すご?い!男みた?い!」 オキャマに男らしいと言われるのってビミョー、っつーかなんでオキャマとすっぽん食べてるかなわたし この後二人で朝まで暑い暑い言いながら、どっちの手がより熱いか時折確認し合いながら、毒を吐き続けた ハタから見たらただのバカップルか 気になる翌朝(昼?夕?)のお肌の調子、目覚めてすぐに鏡を見てみると、瞼がぼっこり腫れて目の上に乗っかっている…軽度のお岩さん状態 人によっては効果がキツ過ぎて浮腫むこともあると聞いていたので驚きはしなかったが 浮腫はしたもののお肌のハリを実感出来たのでリピート必至 ただしすっぽんを食べる時は翌日用事を入れない方が望ましいだろう 冬はちょいちょいすっぽんかまそう

 

これっぽっち

これっぽっち

大好きなVIRONのパンオショコラ、初めて食べた時はもう二回りは大きくてこれでもかってくらいずっしりチョコレートが入っていたのに数年前から生地もチョコもすっかり縮んでしまった感が否めない パンオショコラ界では一番好きだっただけに残念でならない 原料の値上げが原因だと思われるが、だったら多少お値段高くなっても目を瞑るのであのパキパキした板チョコ感を是非再現して頂きたい わたしの願いってちっさー