カメレオンの赤ちゃん

天災で沢山の人が亡くなった年は出生率が上がるという 本当のところはどうなのか知らないけれどわたしの周りに関して言えば、2011年は異常なまでの出産ラッシュ 第二次ベビーブームの申し子であるわたしと同世代の女性が四十路近くなって慌てて励んだ子作りが実を結んだっていうのが実状ではないかと推測するのだが…他の世代はどうなんだろう そんな波に完全に乗っかってるみたいでなんなんだけれど、あれほど身軽だったわたしもすっかり身重に、いよいよ臨月に突入!人生最大のイベントも秒読みに入った感がある マルコウの初産とくれば少しはナーヴァスになりそうなものなのに、基本悪い方悪い方に物を考える習慣のあるわたしがなぜかややこに関しては至ってポジティブシンキングで、出産舐めんなよオーラ全開の東京の助産師さんからあからさまにイラつかれていたほど(*大阪の助産師さんはみなさん天使系) 絶対に健康で可愛い玉のような赤ちゃんをとぅるっと安産するものと思い込んでいる だっていろいろ考えたところでなにがあろうと産むのだから、だったら産み終えるまではとりあえず全部いい風に考えときゃあいいじゃないか、っていうロジックで間違っていないはず こんなロジックを人生全てに活かせたら最強に幸せな人間が出来上がるのにそうもいかないのは、出産は自分のことではなくこどもの人生の始まりという認識だからかもしれない 自分のこととなると渋い評価を点けざるを得ないペシーなわたしとはいえ、たとえ自分のこどもだからと言ってあれこれケチを付けられるとは思っていないので 子供は彼等自身の運命でこの世に生まれてくるのであって、わたしのこどもはたまたまわたしのお腹を選んでくれたに過ぎない 小さい頃からこどもを一個人として尊重していけたら子育てってわりと上手くいくのではないかな それでも十数年後には「クソババア死ね」などと言われるのだろうか…悲し過ぎる そんなわけで妊娠が判明するや否や産休に入り、原発事故による被爆を恐れて大阪に疎開していたわけです だとしたら全て辻褄が合うでしょう? いくらビビりでいい加減なわたしとはいえお腹に赤ちゃんを宿していなければ、店をほっぽり出してまで放射線から逃れようとはしなかったでしょうし まぁ残り約一ヶ月間、家族と友人とお客様に感謝しつつ引き続きフワフワとストレスフリーで過ごさせて頂きます 店の方は順調に回り始めたようです 努力すれば必ず結果ってついてくるものなんですね、素晴らしい わたしはもうしばらく不在ですが、みなさま今後ともよろしくお願い致します